「三文オペラ」中止、演劇人の鈍感

5日から開催の宮崎県立芸術劇場の自主制作事業「演劇・時空の旅」シリーズ#8 1928年/ドイツ「三文オペラ」が、公演直前に中止になった。 http://www.miyazaki-ac.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=599&comment_flag=1&block_id=522#_522 公演中止後に発せられたツイートは次のtogetterにまとめられている。 ★宮崎県立芸術劇場『三文オペラ』、上演権などをめぐる問題により公演中止        http://togetter.com/li/935664 わたしはこれまでに、違和感を感じたことについて、ブログに次の6つの記事を書いた。  ・「三文オペラ」中止の不可解 http://naginon.seesaa.net/article/a65189346.html  ・「三文オペラ」公演中止、これまでのまとめ http://naginon.seesaa.net/article/a65197606.html  ・即興ライブは「三文オペラ」の葬式  http://naginon.seesaa.net/article/a65198970.html  ・「三文オペラ」中止、主催者の対応への違和感  http://naginon.seesaa.net/ar…

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立川談志「芝浜」(録画)

ミューズの神が降りてきたといわれる2007年12月18日よみうりホールでの立川談志「芝浜」をようやく聴けた。 「談志大全 (上) DVD-BOX 立川談志 古典落語ライブ 2001~2007」(写真)に入っているのだが高くて買えなかった。それがWOWOWで放送されたので。 初めて聴いたときはデフォルメが過ぎるように思えて“何だこれは?”という感じだった。ディテールを膨らませすぎたとしか思えない、聴いたことがない「芝浜」だった。 きょう2回目に聴いたときには、初めてのときと打って変わってしっくりときた。夫婦の会話は、これでもかと言わんばかりにしつこいやりとりで互いの思いを通わせる。ウ~ン、確かに神が降りてきていた、気がする。

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映画「ジェンダー・マリアージュ~〜全米を揺るがした同性婚裁判〜」

上映終了間際にあわてて見る映画の2本目。これもとてもおもしろかった。 同性婚が合法とされていたアメリカ・カリフォルニア州で、2008年11月、結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。同性婚が再び禁止されることになった。この「提案8号」を人権侵害であるとして州を提訴した裁判の経緯を追ったものである。 「提案8号」を無効とするために発足した組織が、厳格な原告選びをする。そして選ばれた2組の同性カップル・クリス&サンディとポール&ジェフが非常に魅力的だ。 さらに魅力的なのが、ブッシュ-ゴアの大統領選でブッシュ陣営を代表した弁護士テッド・オルソン。保守派の大物弁護士だが考え方は原則を押さえたリベラルだ。 そういう人たちだからこそ「提案8号」を無効にできたのだということが納得できる。

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