8月に観た舞台

【演劇】  ○ ザ・空気 ver.2 誰も書いてはならぬ(二兎社)  ○ 消えていくなら朝(新国立劇場)  ○ 真夜中の虹(子供鉅人)  ○ 大人のけんかが終わるまで(東宝) 【ダンス・ショー】  ○ シアターサーカス「マシーン・ドゥ・シルク」(マシーン・ドゥ・シルク)  ○ FLY AGAIN(コンドルズ・博多座)  ○ 不思議の国のアリス (KAAT、写真)  ○ 2018 アトリエ連続公演 第3章 火の滝(舞踏靑龍會) 【伝統芸能】  ○ 能「井筒」「融」(MUGEN∞能)  ○ 其礼成心中(パルコ)  ○ 「極」KIWAMI~古典芸能の世界(博多座)昼の部  ○ 「極」KIWAMI~古典芸能の世界(博多座)夜の部  ○ 江戸糸あやつり人形劇(結城座)

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トンコハウス展 「ダム・キーパー」の旅

三菱地所アルティアム福岡で、「トンコハウス展 『ダム・キーパー』の旅」を見た。大きな展覧会ではないが 、充実した内容で楽しめた。 「ダムキーパー」は見たつもりでいたが、見ていなかった。映像は持っているのに。 アメリカ拠点のアニメーションスタジオ「トンコハウス」は、ピクサーを飛び出した2人(堤大介とロバート・コンドウ)が設立した。  「ダムキーパー」は「トンコハウス」の第一作で原点ともいえる作品で、長編版が制作中だ。そのための絵が展示してあるが、素朴でやさしい色調のなかに人間の深淵を覗かせるという作品のようだ。

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シロウトの即興ほど観たくないものはないが

鈴木竜‏さんが次のようにつぶやいている。 *** RYU SUZUKI | 鈴木竜‏ @_ryusuzuki 文化庁の育成事業にコンテ関連が0だったことに関する朝日新聞の記事に関して。コンテの説明に「鍛え上げた肉体やテクニックは必要なく(中略)舞台経験の有無を問わず誰でも参入できるのが特徴」とあるが変えねばならないのはココ。俺は「できない」のに「やらない」振りをしてる作品は好きではない。 0:14 - 2018年8月29日 その類のコンテンポラリーダンスが一時期もてはやされてしまい、便利だっただけで結局今はこの有様。我々の世代が、強度の高い作品を生み出し続けて世論を変えねばならない。いい加減な身体をナメた作品は、後進の未来のためにももう根絶しないと。 0:20 - 2018年8月29日 しかし「ダンスが上手ければいい」わけではないところが難しいところで、テクニックを超えるエネルギーが内包されていなければならない。まぁまずその超えるべきテクニックや身体性を持ち合わせてこそではあるが。 0:23 - 2018年8月29日 本来、「特定の形や約束事を持たない」からこそ強靭な身体言語を求められるはず。それをすっ飛ばして自由さだけを謳歌しようなんて、到底無理なのでは? 0:55 - 2018年8月29日 *** 新たな身体表現、逆風の時代 コンテンポラリーダンス、委託対象外に|朝日新聞 ht…

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