7月に観た舞台

【演劇】 ○ 天神さまのほそみち (燐光群、写真) ○ 千恵の輪 (THE GO AND MO'S) ○ 願いがかなうぐつぐつカクテル (新国立劇場) ○ 人間合格 (こまつ座) ○ 読演 不思議な話 (ばぁくぅ) ○ 無理ばっかり。(Aramacky Presents) 【演芸】 ○ 7月上席 昼の部 (鈴本演芸場)

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8月に観たい舞台

【演劇】 ○ 佐藤順一読演会 (ばぁくぅ) ○ 吉本新喜劇特別博多公演 (吉本興業) 【演芸】 ○ 福岡毒炎会「神風弐年ハードコア漫談」 (鳥肌実) ○ よかろうもんライブ (吉本興業) ○ 九州盛りあがるZO! (吉本興業) 【大衆演劇】 ○ 8月楽笑演劇殿公演 (海宝大空「宝海劇団」、写真-昨年の楽笑演劇殿公演-)

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「夏の夜の夢」(ジュリー・テイモア監督)

ジュリー・テイモア監督による2014年のアメリカ映画。上映時間2時間28分。 2014年にニューヨーク、ブルックリンにある「Theatre for a New Audience(TFANA)」で上演された舞台「夏の夜の夢」を映像化したもので、2015年に日本でも公開された。 コロナ禍の影響で再上映されたので、イオンシネマ福岡で見た。 非常にダイナミックな舞台「夏の夜の夢」の魅力がタップリ堪能できた。 舞台を4日間、ステディカム手持ちカメラ・ステディカムを駆使して様々なアングルで撮影。役者のクローズアップやリアクションなど生の公演では見られない部分も収録し、80時間のフッテージを1週間で編集したという。 舞台と映画のハイブリッドで映画としても楽しめるように作られている。それは、舞台がどこまでもていねいに作られているからこそできることだ。 とにかく、非常におもしろくてスッキリとわかる。 テイモアらしく、俗っぽく見せながら芸術性は高い。エンタメとアートが突き詰められて高いレベルで統一されている。 演出は明晰で、これほどに楽しめる「夏の夜の夢」は、1973年に日生劇場で観たRSC日本公演「真夏の夜の夢」(演出:ピーター・ブルック)以来だ。

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