市原幹也氏のセクハラについて:告発から4年が経った

2017年12月17日は、知乃さんが市原幹也氏によるセクハラをツイッターで告発した日である。それから4年が経った。 市原氏によるセクハラは、知乃さんに続き数人の方からの告発があった。告発された以外にも、市原氏によるかなりの数のセクハラの情報があった。 知乃さんは市原氏との間で和解に至ったが、数人の方からの告発のその後はわからない。市原氏を告発した人は市原氏からセクハラを受けた人の一部と想定される。 市原氏は和解後に朝日新聞の取材で、知乃さんへのセクハラを一部否定するような発言をしている。 知乃さんは市原氏からの和解金で「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」を立ち上げた。 その「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」が湯澤幸一郎氏から名誉棄損で提訴されて、いま係争中である。 この会のツイッターフォロアー数は、ようやく800を超えたばかりだ。 演劇界のハラスメントについては、市原氏以降、劇団地点のパワハラ、宮沢章夫氏のパワハラ、谷賢一氏のパワハラが問題になったが、どれも解決はしていない。 《ツイート》(2021.6.19-2021.12.29) ・鶴巻@turumaki001  2021年7月1日· 横浜の白楽の中華屋さんで市原幹也を見た事がある。あの事件のあとだ。タバコなんて吸わないとか言ってたくせに吸っていた。隣の席に私が座っていることに気づかない。 セクハラと嫌がらせをしたのに何故まだ横浜にいるの…

続きを読む

吉本新喜劇「藍五郎の泥棒顔にご用心」

きょうから始まった福岡E・ZO花月~年末年始特別公演~、午後4時からの公演に間に合うように家を出て小郡駅まで行ったら、大牟田線が不通だった。 しかたなくJR基山駅まで自転車で行って、JR、地下鉄、バスと乗り継いで、よしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場に着いたときにはネタが終わっていたので、吉本新喜劇だけを観た。 演目は、酒井藍座長の「藍五郎の泥棒顔にご用心」。 出演は、酒井藍、浅香あき恵、太田芳伸、吉岡友見、伊丹祐貴、多和田上人、佐藤美優、寿一実、ちひろ(おのうえちえ、たなる)、メリコンドル(うっちーばーば、神宮聖也) 出演者は7人が大阪から来ていて、寿一実以下の5人が福岡よしもと所属だ。 (あらすじ) 旅館で働くアルバイトの藍五郎(酒井藍)。一生懸命働く兄貴分の番頭さん(伊丹祐貴)の邪魔をしてばかり。そんな中、「平成のルパン」と呼ばれる大泥棒の時効が迫り、藍五郎たちの生活も思わぬ事態に…!! 様々な思いが交錯する中、番頭さんは究極の選択を迫られる。(吉本新喜劇HPより) 旅館の女将が浅香あき恵で、若女将が佐藤美優。太田芳伸と吉岡友見が刑事。多和田上人が若女将のストーカーで、寿一実が番頭のストーカー。メリコンドルの2人が番頭の昔の仲間で、ちひろの2人が旅館の客。 昨年の年末年始特別興行も酒井藍座長公演だったが、酒井藍は昨年よりも痩せた感じ。それでも体重100kg超らしい。 この人の藍五郎役は初めて見るが、とにかく突っ込んで引っ掻き回すタイミングが絶妙で…

続きを読む

映画「幕が下りたら会いましょう」

2021年製作の日本映画で上映時間は94分。キノシネマ天神で午後2時半から見た。 脚本:大野大輔、前田聖来、監督:前田聖来、劇中戯曲:愛里 出演は、松井玲奈、筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美、木口健太、大塚萌香、目次立樹、hibiki、丘みどり、袴田吉彦 ほか (あらすじ) 実家の美容室を手伝いながら売れない劇団を主宰する麻奈美のもとに、東京で働く妹・尚が亡くなったとの知らせが入る。麻奈美が劇団員の結婚祝いで仲間たちと馬鹿騒ぎをしていた夜、尚は資材置場で死んでいたのだという。その日、麻奈美には尚からの着信があったが、彼女は電話に出なかった。妹の突然の死に心揺さぶられる麻奈美だったが……。(映画.comの解説より) 気位が高くて劇団では強権的に振舞う30歳の麻奈美だが、尚の死によって、劇団を支えていたのは実際は尚だったことが露わになる。さらに、麻奈美と尚が腹違いの姉妹であったことも。 尚の死がアルコール・ハラスメントが原因ではないかとして尚の上司を追及するが、そのときの支援団体の男にそそのかされて、親友を主役から降ろしてしまう。 麻奈美の実家、どこなんだっけ? 東京からタクシーで3万円だったから関東圏なのはわかったが、だったら麻奈美も尚も所属する劇団の拠点は、実家の町にあるのか東京にあるのか―なんてことがいろいろ気になった。 男にそそのかされて公演の規模を大きくしてプロ化しようとするところなど、現実離れした空想としか見えなかったから、地に足を着けて歩き…

続きを読む