ナショナル・シアター ライヴ「ジェーン・エア」
2015年にロンドンのオールド・ヴィック劇場で上演された舞台映像で、上映時間は3時間30分(休憩込み)。中洲大洋2で午後5時45分から観た。
原作:シャーロット・ブロンテ、演出:サリー・コックソン、トム・モリス(共同監督)
出演:マデリン・ウォーラル、フェリックス・ヘイズ、ローラ・エルフィンストン、マギー・タグニー、シモーヌ・ソーンダーズ、クレイグ・エドワーズ、メラニー・マーシャル (以下、ミュージシャン) ベンジ・バウアー、ウィル・バウアー、フィル・キング
(あらすじ) 孤児となったジェイン・エアはリード家に預けられて叔母の下で冷たい仕打ちを受けながら育つ。10歳の時にローウッド学院に送られたジェインは、そこで出会ったヘレンと親しくなるが、ヘレンは病気で亡くなってしまう。10年後、ローウッド学院の生徒から教師となっていたジェインは学院を跳び出し、ソーンフィールド邸に雇われて少女アデル家庭教師になる。そこでジェインは当主ロチェスターと心を通わせるようになる。ロチェスターから求婚されて結婚を決意するが、結婚式の最中に婚姻無効の申し立てがあって式が中断してしまう。
実質上演時間が3時間を超える2幕構成の長い舞台だ。元になった舞台は4時間超で2夜連続で上演していた。それを改訂して一晩で上演できるようにしたという。
演出のサリー・コックソンが大きな構成を示して、俳優のアイディアを詰め込んで作っていったらしい。改訂でかなりカットしていても第1幕はとても冗長に感じた。ミステリー作品…