NLT「Musical O.G.」

福岡市民劇場12月例会作品。午後0時半から ももちパレス大ホールで観た。 脚本・作曲:まきりか、演出:本藤起久子、振付:大原晶子 出演は、旺なつき、阿知波悟美、池田俊彦、 (キーボード)金森大 (あらすじ) ここは新宿・歌舞伎町に残る、最後のキャバレー。昭和の残り香ただようこのお店「キャバレーミラクル」もあと一週間で閉店することが決まっていた。 スター歌手を夢見て上京し38年。いまは、この店のシンガーとして歌い続けている2人の女性、スミ子(旺なつき)とカズエ(阿知波悟美)。明日を夢見て、夢に敗れ、愛と幸せを求めながらも、ステージで生きる事を選んできた彼女たち。いま、場末の歌手人生が終わろうとしている。 そんな彼女たちに起こった「ミラクル」。それは‥‥?(公式HPより) 2016年に新宿シアター・ミラクルで初演。 阿知波悟美の、旺なつきとの二人芝居をやりたい、という想いを、脚本・作曲の まきりか が受けて作られたオリジナル・ミュージカルだ。NLTの制作となってブラッシュアップされた2019年の公演は、東京公演のほかにかなりの数の地方公演をしている。 スミ子とカズエの年齢は2016年時の旺と阿知波の年齢と同じのようだし、出身地も旺と阿知波に同じ。ふたりがキャバレーミラクルで歌っていたら、という設定だ。 脚本・作曲の まきりか のことは知らなかった。 2012年にミュージカル脚本家としてデビュー。脚本と曲をいっぺんに書くという創作スタイルだという。ウィキペディアで…

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