ロシア国立モスクワ・クラシック・バレエ「くるみ割り人形」
全2幕5場-プロローグ・エピローグ付-で上演時間は約2時間10分(休憩20分込み)。午後6時半から久留米シティプラザ ザ・グランドホールで観た。
作曲:P.チャイコフスキー、台本・制作:N.カサートキナ、V.ワシリョーフ、振付:V.ワイノーネン、N.カサートキナ、V.ワシリョーフ、美術・衣装:E.ドヴォルキナ
出演は、マリーナ・ヴォルコワ、アルチョム・ホロシロフ、ニコライ・チェヴィチェロフ、イリーナ・ドヴィドフスカヤ、マイカ・成澤ガリムーリナ ほか
(あらすじ) 街が真っ白な雪に覆われたクリスマス・イブ。少女マーシャ(マリーナ・ヴォルコワ)の家ではパーティーが盛大に開かれている。大人たちがネズミの女王によって醜いくるみ割り人形に姿を変えられた王子様の劇を子どもたちに披露する。マーシャは叔父のドロッセルマイヤー(ニコライ・チェヴィチェロフ)からその醜い顔のくるみ割り人形をプレゼントされ、ひと目で気に入る。その晩、くるみ割り人形が心配になってクリスマス・ツリーのところにやってきたマーシャは、人形の無事を確認すると、安心してその場で眠ってしまう。ところが時計が夜中の12時を打った時、クリスマス・ツリーが光り、人形たちが動き出し、恐ろしいネズミの女王(イリーナ・ドヴィドフスカヤ)とくるみ割り人形との戦いが始まった。マーシャはネズミの女王に靴を投げつけ、くるみ割り人形を助ける。すると人形はもとの美しい王子(アルチョム・ホロシロフ)の姿に戻り、マーシャの手を取って、楽しいお菓子の国のパーテ…