ゆるやかなダンス革命in福岡 vol.1「ダンスをする→ダンスになる」
午後4時から5時50分まで、きょう2回目の公演を福岡アジア美術館 アートカフェで観た。
出演は、岩下愛、つかのみき、徳永恭子、真吉、宮原一枝、伴走者:手塚夏子 主催:ゆるやかなダンス革命実行委員会。
主催者は、この公演の主旨を次のように述べている。
「この企画は福岡で活動する5名のダンサーが、振付家・手塚夏子の『ダンスとは何か』という根源的な問いに対しての実験を試みることからスタートしています。
他者との〈ずれ〉や〈差異〉を否定せず、ムーブメントを重ね、反応を言語化していく過程を私たちは『ダンス公演』として位置づけました。
対話の手法としての『みる・話す・聞く』を表現に混ぜ込んだ革命的な光景に是非立ち会ってください。」
まず、宮原一枝からこれまでの経緯の説明があった。
5人は今年2月の、山崎広太氏を講師とするワークショップ「わたしと身体のゆるやかな ダンス革命 イン福岡」に参加した仲間だという。参加後、「それぞれにダンスの言語が違う」ことのために「どう見せるかで迷子になった」という。
そこで手塚夏子を伴走者として、違いをおもしろがって何かできたらと考えた。違いを見ていきいろいろな問いを発し、向き合って新たな問いを発していく。キーワードを元に踊って対話して、それぞれの取り組みを刺激しあうというやり方で進める―ということだった。
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