映画「幕が下りたら会いましょう」
2021年製作の日本映画で上映時間は94分。キノシネマ天神で午後2時半から見た。
脚本:大野大輔、前田聖来、監督:前田聖来、劇中戯曲:愛里
出演は、松井玲奈、筧美和子、しゅはまはるみ、日高七海、江野沢愛美、木口健太、大塚萌香、目次立樹、hibiki、丘みどり、袴田吉彦 ほか
(あらすじ) 実家の美容室を手伝いながら売れない劇団を主宰する麻奈美のもとに、東京で働く妹・尚が亡くなったとの知らせが入る。麻奈美が劇団員の結婚祝いで仲間たちと馬鹿騒ぎをしていた夜、尚は資材置場で死んでいたのだという。その日、麻奈美には尚からの着信があったが、彼女は電話に出なかった。妹の突然の死に心揺さぶられる麻奈美だったが……。(映画.comの解説より)
気位が高くて劇団では強権的に振舞う30歳の麻奈美だが、尚の死によって、劇団を支えていたのは実際は尚だったことが露わになる。さらに、麻奈美と尚が腹違いの姉妹であったことも。
尚の死がアルコール・ハラスメントが原因ではないかとして尚の上司を追及するが、そのときの支援団体の男にそそのかされて、親友を主役から降ろしてしまう。
麻奈美の実家、どこなんだっけ? 東京からタクシーで3万円だったから関東圏なのはわかったが、だったら麻奈美も尚も所属する劇団の拠点は、実家の町にあるのか東京にあるのか―なんてことがいろいろ気になった。
男にそそのかされて公演の規模を大きくしてプロ化しようとするところなど、現実離れした空想としか見えなかったから、地に足を着けて歩き…