山崎努「私の履歴書」がおもしろすぎる

今月の日経文化欄の山崎努「私の履歴書」 https://www.nikkei.com/stories/topic_resume_22072600 がおもしろい。 きょうは10回目で「たかが芝居」。初の大きな役の文学座公演「熱帯樹」(1960)のことが語られる。 山崎努は1963年の雲結成に参加しているから、文学座の最初の分裂をつぶさに経験していることになる。 このあたりのことは、北見治一「回想の文学座」などあるし、当時研究生だった樹木希林氏の報告などもあるが、詳しい情報は少ない。 そのあたりのことが語られるのは特に楽しみだ。

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福岡での「鈴々舎馬るこ独演会」のご案内

「鈴々舎馬るこ 独演会」 https://www.facebook.com/events/607547543980312?ref=newsfeed 笑点 特大号 (BS日テレ)の若手大喜利や、立川こしら、三遊亭萬橘との新ニッポンの話芸ポッドキャストでおなじみの鈴々舎馬るこ、当地の独演会は7年ぶり、進化した「笑いのストロングスタイル」をお見逃しなく。 《日時・場所》令和4年10月29日(土)14:00開演 甘棠館Show劇場 《入場料金》3,200円(前売り・予約) 3,500円(当日)=全席自由=  ローソンチケット (TEL:0570-084-008) (Lコード:85179)  https://www.facebook.com/events/607547543980312  主催:川鶴落語倶楽部(代表:永原しおり)  共催:ブラックカンパニイ(代表:柴田弘紀)、HiRoBa(ひろば)プロジェクト(代表:薙野信喜) お問い合わせ・予約 TEL:090-5025-4407(柴田) メール:hiroki_shibata_jp@yahoo.co.jp

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映画「アプローズ、アプローズ!」

(写真は、映画.comサイトより) 2020年製作のフランス映画で、上映時間は105分。PG12指定なのは男たちのフルヌードシーンがあるためか。午前11時からKBCシネマで見た。 脚本:エマニュエル・クールコル、ティエリー・ド・カルボニエ、監督:エマニュエル・クールコル 出演は、カド・メラッド、ダビッド・アヤラ、ラミネ・シソコ、ソフィアン・カーム、ピエール・ロッタン、ワビレ・ナビエ、アレクサンドル・メドベージェフ ほか (あらすじ)俳優エチエンヌは、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼される。サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだ彼は、一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していく。エチエンヌの情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつける。彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。(映画.comの解説より) スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンの実体験をもとにしていて、実在の刑務所で撮影を敢行したという。 待つことだけしかない囚人たちにとってゴドーはなじむ。半年間いろいろあっての劇場公演だが、まず刑務所内で仲間に見せることはしないのか、とは思う。描いてないだけかな。 公演は、不安定な俳優たちのパニックからくるハプニングが受けるという感じで、脚本ともうまく絡ませていて爆笑の連続だった。ゴドーはこ…

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