映画「アプローズ、アプローズ!」
(写真は、映画.comサイトより)
2020年製作のフランス映画で、上映時間は105分。PG12指定なのは男たちのフルヌードシーンがあるためか。午前11時からKBCシネマで見た。
脚本:エマニュエル・クールコル、ティエリー・ド・カルボニエ、監督:エマニュエル・クールコル
出演は、カド・メラッド、ダビッド・アヤラ、ラミネ・シソコ、ソフィアン・カーム、ピエール・ロッタン、ワビレ・ナビエ、アレクサンドル・メドベージェフ ほか
(あらすじ)俳優エチエンヌは、刑務所の囚人たちを対象とした演技ワークショップの講師を依頼される。サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」を演目に選んだ彼は、一癖も二癖もある囚人たちに演技を指導していく。エチエンヌの情熱はいつしか囚人たちや刑務所管理者の心を動かし、実現は困難とされていた刑務所外での公演にこぎつける。彼らの舞台は予想以上の好評を呼んで再演を重ねることになり、ついには大劇場パリ・オデオン座から最終公演のオファーが届く。(映画.comの解説より)
スウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンの実体験をもとにしていて、実在の刑務所で撮影を敢行したという。
待つことだけしかない囚人たちにとってゴドーはなじむ。半年間いろいろあっての劇場公演だが、まず刑務所内で仲間に見せることはしないのか、とは思う。描いてないだけかな。
公演は、不安定な俳優たちのパニックからくるハプニングが受けるという感じで、脚本ともうまく絡ませていて爆笑の連続だった。ゴドーはこ…