9月に観た舞台

(SCOTのHPより) 【演劇】 ○世界の果てからこんにちはⅠ (SCOT、写真) ○シンデレラ (SCOT) ○エレクトラ SCOT版 (SCOT) ○300坪 (HallBrothers) ○音楽劇 人形の家 (俳優座劇場プロデュース) 【ダンス・バレエ】 ○ドン・キホーテ (牧阿佐美バレヱ団) ○手塚夏子 & prima materia 「燃えろ!」 (prima materi) ○白鳥の湖 (キエフ・クラシック・バレエ) 【伝統芸能】 ○フォーラム「魂の響き―林英哲・太鼓の世界」 (福岡市) ○九博能「能『経正』、狂言『附子』」 (九州国立博物館)

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映画「秘密の森の、その向こう」

(映画.comより) 2021年製作のフランス映画で、上映時間は73分。午後2時半からKBCシネマで見た。 脚本・監督:セリーヌ・シアマ 出演は、ジョセフィーヌ・サンス、ガブリエル・サンス、ニナ・ミュリス、マルゴ・アバスカル、ステファン・バルペンヌ (あらすじ) 祖母を亡くした8歳の少女ネリーは、両親に連れられ、祖母が住んでいた森の中の一軒家を片付けに来る。近くの森を散策していたネリーは、同い年の少女と出会い、親しくなる。 おもしろかった。この映画について何の予備知識もなしに見たのがよかった。 映画「1950 鋼の第7中隊」を見に行く電車の中で、上映開始時間を1時間まちがえていることに気づいた。そのまま帰る気にはなれず、上映開始時間がうまく合ったこの映画を見た。 “あらすじ”に書いた以上のことを知ったうえでこの映画を見ると、たぶんおもしろくないだろう。 なので、感想はここまでに。

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林英哲氏による市民フォーラム「魂の響き―林 英哲・太鼓の世界」

2022年(第32回)福岡アジア文化賞大賞受賞者・林英哲による記念の市民フォーラムを、午後7時から電気ビル共創館1 みらいホールで観た。 「魂の響き―林 英哲・太鼓の世界」は2部構成で、休憩を含んで1時間45分。フォーラムは太鼓の演奏がメイン。 出演は、林英哲、英哲風雲の会メンバー(上田秀一郎、田代誠、はせみきた、辻祐) (解説) ワールドミュージックとして初めて世界に認知された日本の太鼓音楽、その創成期から最先端をつねに走り続けてきた林英哲氏。その表現の多様性やパフォーマンスの質の高さには他の追従を許さないものがあります。 第1部では、日本の太鼓の伝統と林氏が新たに生み出した表現の独創性について、実演も交えながらご本人に解説していただきます。 第2部では、ライブ演奏をお楽しみいただきます。 (市民フォーラムの案内文より) 第1部 レクチャー・デモンストレーション「日本の太鼓、英哲の太鼓」 まず、自身の経歴について10分強話された。 1952年生まれ。1971年、地域起こしのために佐渡に移住。「鬼太鼓座」で太鼓の厳しい鍛錬を積んだ。当時、太鼓はお囃子として使われていて、太鼓だけの単独の演奏や、太鼓を大勢で演奏(ユニゾン)することはなされていなかった。「鬼太鼓座」では、ドラム演奏の経験があったので、作・編曲を担当した。1981年にソロとして独立、太鼓のプロとして活動を続けてきた。 次に、日本の太鼓の歴史を、英哲風雲の会メンバー4人とともに、20分強 実演…

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