11月に観た舞台

(演劇キックHPより) 【演劇】 ○ショウ・マスト・ゴー・オン (シス・カンパニー) ○女の一生 (松竹) 【オペラ】 ○魔笛 (ハンガリー国立オペラ) ○ネズミの涙 (こんにゃく座) 【ダンス】 ○May B (マギー・マラン、写真) ○パフォーミングアーツ・セレクション in Kumamoto (熊本県立劇場×愛知県芸術劇場×Dance Base Yokohama) 【大衆演劇】 ○11月楽笑演劇殿公演 (浪花劇団) 【演芸】 ○澤登翠独演会 (博多活弁パラダイス)

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島田裕巳著「天皇と憲法」

「天皇と憲法 皇室典範をどう変えるか」は朝日新書から2016年に出版された。 著者・島田裕巳は著名な宗教学者だ。 全五章のうち、「第二章 わび状としての日本国憲法」が特におもしろかった。 日本国憲法の前文を「わび状」であるとして、二度と無謀な戦争を引き起こさないと誓っている、という。 その観点から憲法を見ていくと、それが何を目的としたものかがはっきりと理解される、として、各条項の意図と旧憲法との関係などが述べられる。 福田福田恆存語録「日本への遺言」の「第九条」という項目には、次のようにある。 「明らかな事は、第九条の意図は飽くまで消極的性格のものに過ぎぬという事であります」 「成る程、それは日本人を敗北感から、のみならず罪悪感から救ひ出し、再生の道を歩ませる為の「みそぎ」の役割を果たしたかも知れませんが、反面、道徳的に負なるものを正なるものに掏り替えるといふ無意識的な自己正当化の狡さを教へ込んだのであります」

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演劇書を読む会:マヤ北島著「漂流画集」のご案内

(写真はマヤ北島氏=発笑探検隊HPより) 「演劇書を読む会」第81回 マヤ北島著「漂流画集」のご案内です。 次のとおり開催しますので、ご参加をよろしくお願いいたします。 ●日時 : 2022年12月15日(木)19:00-21:00 ●場所 :  福岡市赤煉瓦文化館 第2会議室     (福岡市中央区天神1-15-30 電話:092-722-4666)       https://loco.yahoo.co.jp/place/g-UUGR0VypSd6/map/... ●今回読む演劇書   演劇海「漂流画集 地下出版社 海賊社の航跡」(マヤ北島著、2010年)     http://takuri.realwork.jp/theater/42 (漂流画報が書籍化 2010年2月20日|発笑探検隊) 故・マヤ北島氏が自主発行していたフリーペーパー『演劇海 漂流画報』の、創刊号(1997.11.20)から79号(2007.2.16)までの全発行分を収録している。 <マヤ北島氏および漂流画報 関連情報> ・訃報:マヤ北島さんの永逝を確認 2008年8月27日|発笑探検隊  http://takuri.realwork.jp/theater/501 ・「漂流画報」のマヤ北島さん、死去 2008-08-26|The four seasons  https://teru1016.hatenablog.com/entry/20080826/p1 ・漂流画報*…

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