劇団ZIG.ZAG.BITE「九州戦風カミカゼバイト」

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この公演、“決意の5周年記念公演”と銘打たれ、9月4日から27日まで全21ステージの予定で、甘棠館Show劇場で開催されている。午後7時から観た。上演時間は2時間弱。
入場料は激安の通常1,500円で、事前の入金が前提なので送金料はかかるが、割引サービスを使えば通常料金よりも安く観られる。
観客動員のための毎公演終演後のイベントも企画した(緊急事態宣言発出で夜公演後のイベントはいまは実施を見送っている)。

きょうは、劇団初の試みという“舞台写真撮影OKの日”で、自席の前列に大きな交換レンズ付きの一眼レフカメラが3台並んだ。1台はごつい三脚に乗っている。左隣の席の人はコンデジを、右のほうの席の人はスマホを構えている。
上演中は一眼レフの人はほぼ撮影に集中している。目の前で動かれるしシャッター音は絶え間ないしで、普通の舞台だったらとても耐えられないが、この舞台は大音響とド派手な照明に終始する舞台なのでほとんど気にはならなかった。

作:演出:到生、出演は、きょうはWキャストの2人がBキャストで、大和屋満福、西山太一、心乃音、髙橋来人、萩尾ひなこ、稲葉幸平、堀初音、岸里美、八坂桜子、紅月まき、有田涼哉、市丸詞歩未、岩瀬巧、川口卓哉、北島一寿、古賀佑斗、田中文萌、土井拓美、鳥野まる、野田敢、早見あまり、到生、足立万実
(あらすじ) 警固神社に封印されていた禍々しき神“マガツ”が復活して未曽有の大災害を引き起こし、九州中を恐怖に陥れる。その最中、博多のラーメン屋台店主“長浜馬介”、菊池の林業職員“菊池開”、五島のご当地アイドル“甘夏みかん”の3人は志賀島にある龍神たちが集う神社に招かれる。そこで3人は神社の主である“龍神”より、かつてマガツの脅威から九州を救った戦士「九州戦風カミカゼバイト」へと変身する力を与えられる。戦闘傀儡“ガラワリ”を率い九州をさらなる恐怖に陥れようとするマガツと対峙する3人は「カミカゼチェンジ」の掛け声とともにカミカゼバイトへと変身する(劇団HPのあらすじの先頭部分を改変)。

脚本は、親子の情やタイムスリップなどを織り込んだり工夫してはいるが、理由もなく結果だけが先走りしているところが多くて、メリハリに乏しい。
演出は、スピード重視で徹底的に派手に見せることを狙った。ブレヒト幕代わりの大きい仕切りをレール上に動かして迅速な場面転換を行った。
“龍神”は大から小まで4つほどを使い分け、もっぱらユーモア担当という役回りも担わせた。「カミカゼバイト」の戦士は、変身前と変身後を別々の俳優が演じ、変身後の戦士のアクションはカッコよかった。
20人を超える出演者は、モデル事務所などに所属している人が多いようだった。マガツ役の紅月まきが細身に真っ白い衣装で目立った。

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