エイコーン「愛の讃歌~ピアフ~」

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エディット・ピアフの自伝を元にした舞台で、76歳の栗原小巻がひとりで語り歌うが、何ともつまらない舞台だった。
福岡市民劇場の9月例会の初日を、午後6時半からももちパレス 大ホールで観た。この舞台、昨年の4月例会作品だったが中止になっていた。上演時間は1時間30分。
原作:エディット・ピアフ(「わが愛の讃歌―エディット・ピアフ自伝」-翻訳;中井多津夫-)、構成・演出:加来英治(この人は栗原小巻の弟)、演奏:城所潔(ピアノ)・長谷川清司(ドラム)、出演:栗原小巻

脚本・演出がひどい。
ピアフ自伝をダラダラと語るだけという脚本で、自伝から名言をピックアップしてきた抽象的なセリフが羅列される。組み立てなおしてドラマを見せるという工夫などどこにもない。
演出は、そんな脚本を何とかしようという気などない。“栗原小巻ショーなんだから栗原小巻さえ舞台にいればいいんだ”としか考えていないんじゃないか。ピアフは、この舞台の栗原小巻のようにはのんびりと優雅ではなかったはずだ。

歌がひどい。
ドスの効いたピアフの歌とは似ても似つかない栗原小巻の歌だった。

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