オペラシアターこんにゃく座「オペラ『あん』」
午後6時からサザンクス筑後 小ホールで観た。上演時間は1時間40分。食い足りない、つまらない舞台だった。
原作・台本:ドリアン助川(ポプラ社刊「あん」より)、作曲:寺嶋陸也、演出:上村聡史
出演:島田大翼、青木美佐子、飯野薫、豊島理恵、花島春枝、沖まどか、熊谷みさと、金村慎太郎 (楽士)クラリネット:橋爪恵一、ピアノ:寺嶋陸也
(あらすじ) 桜の季節。小さなどら焼き屋『どら春』に、老婦人の徳江が働きたいとたずねてくる。
最初は断るものの、店主の千太郎は、徳江の作る”あん”の味に魅了され彼女を雇うことに。
やがて店は繁盛するが……。(劇団HPより)
脚本がオペラの脚本になっていない。そのために曲も環境音楽になってしまった。
歌も細くて、メリハリがない。セリフいっぱいのただの音楽劇で演出も陳腐。あくびが10回以上も出てしまった。