灯台とスプーン「草香江ポエトリークラブ」

灯台とスプーン4年ぶりの本公演という舞台。午後2時から湾岸劇場博多扇貝で観た。上演時間は約1時間50分. 作・演出:田村さえ 出演は、柳田詩織、村岡勇輔、大間萌夏、柳田光優、池田景、峰尾かおり (あらすじ) 福岡市中央区草香江にある小さな喫茶店「喫茶シトロン」に集まった人びとの話。そこに現れたのは、かってその喫茶店で詩の魅力を知った男だった。 脚本は、思い入れがは強すぎてか、不自然なところや理解しにくいところがあり、かなり粗っぽい。演出はそこをフォローしないでスルーする。 すっきりしな舞台だった。

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11月に観た舞台

【演劇】 〇ガトリング絵巻物 (南無サンダー、写真) 〇光景その2 「一等地」 (マルレーベル) 【ダンス】 〇あなたにしか見えないダンス 神村と手塚バージョン (手塚夏子) 〇アトリエ連続公演「肉体の四季」─シルフ頌─ (舞踏青龍會) 【伝統芸能】 〇第二回无聲音 (風聲水音)

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舞踏青龍會アトリエ連続公演「肉体の四季」─シルフ頌─

舞踏青龍會 2023 アトリエ連続公演「肉体の四季・舞踏曼荼羅」─シルフ頌─ というのが正規の公演名で、年4回行われているアトリエ公演の秋の回だ。 午後3時から4時50分まで舞踏青龍會アトリエで観た。 <第一部> ○ 天津孔雀 / 朗唱演戯(不詳)「RちゃんとSの話(A centimental apisode~タルホ通信その2~)」  天津孔雀に稲垣足穂はよく似合う。「RちゃんとSの話(A centimental apisode)」は、男子だけの旧制中学校での、語り手Sの下級生Rへの淡い恋情を描いた短編小説。それを、抑えた表現で聴かせた。上演時間は20分。 ○ いちぞう / 舞踏(長崎)「『あ』から『ん』へ」  沖縄の音楽が流れていた。いちぞうは将校用の帽子をかぶり顔には銀粉を塗っている。18分ほどの上演時間は、“戦場”→“家”→“戦場”の3つに分かれていたと思ったが、内容はわからなかった。ただ、個々の表現はインパクトがあり、“家”のところで刃物が出てきてキャベツを切るところなど、ビックリした。 <第二部> ○ 東北舞踏三角標・IGU /舞踏(岩手)「Love is like a dream」  2017年創立の東北舞踏三角標(みがくし)は、一関市を拠点に活動する舞踊集団。その代表であるIGUの舞踏は、白と赤のドレスで軽やかで繊細な舞踏だった。上演時間13分。 ○ 東北舞踏三角標・千葉もと子 /舞踏(岩手)「海牛神楽」  丈…

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