中国行き <第7日目>内蒙古草原ツアー・フフホト市内

今回の中国行きでは、北京→洛陽→蘭州→銀川→フフホト→大同→北京 を11日間で旅する。 第7日目のきょうは、内蒙古草原一日ツアーのあと、夜のフフホト市内を歩いた。 朝7時半にホテルにツアーの迎えの車が来て、ツアーの出発場所へ。広い出発場所は、多くのツアー参加者と車であふれていた。 きょう参加の内蒙古草原一日ツアーのグループは、子どもも含めて15人ほどで、ガイドは中年の女性だった。8時半に出発した。 行先はフフホトから110キロ離れた希拉穆仁草原。フフホト市郊外から草原までは登りが続くが、いったん登ってしまえば延々と草原の中の立派な道を走る。 出発して1時間半ほどでパオと乗馬場のある場所に着いた。ガイドからはその間ずっと説明があっていたが、中国語なのでほとんどわからない。 ガイドがオプショナルツアーの案内をしていて、わたし以外の全員が参加希望しQRコードで支払っていた。ガイドはわたしにはわからないと思ったのか声をかけてはこなかった。現金払いがダメでQRコードだけの支払いだったが、わたしのスマホでのQRコード支払いが不調だったので、声をかけられても対応はできなかっただろう。 パオと乗馬場のある場所では、乗馬と宴会場での食事がメインだ。 乗馬はやめて、小高い丘の上に見えるオボーに行った。 オボーは丘の上や歴史的な場所、聖域に石を積んで造られるもので、来た人は皆グルグルと廻りを回っていた。わたしも回った。 丘の上からは、遠くの丘の向こうに小さく観…

続きを読む

中国行き <第6日目>銀川→フフホト

今回の中国行きでは、北京→洛陽→蘭州→銀川→フフホト→大同→北京 を11日間で旅する。 第6日目のきょうは、銀川からフフホトまで在来線の二等車で移動した。 銀川のホテルを午前7時半にチェックアウト。タクシーを呼んでもらって銀川駅へ。8時半の列車でフフホトに向けて出発した。 銀川から包頭までは高鉄がまだ通っていないので、在来線で移動せざるを得ない。フフホトは包頭の東隣の市で、内蒙古自治区の首府だ。 乗ったのは、在来線の列車だけど主要な駅にしか停まらない列車の二等車。通路を挟んだ2人と3人の席が1列で、それが2列づつ向かい合っている。 二等車は軟臥や硬臥や一等車に比べると圧倒的に地味。二等車指定席と同じ運賃の立ち席の乗客が空席を探していて常時ザワザワしている。 同乗の乗客は、わたしが写真を撮り易い席と交代してくれたりと、とても親切だった。 向かいの席に乗ってきた学生らしい男性が、3つの小さなコインを出して、どういうものか知りたいという。3つとも日本発行のコインで、1940年発行と1942年発行のデザインの違う1餞硬貨と、1944年発行の穴あきの5餞硬貨だった。そのことを男性に知らせた。なぜ男性がそれを持っているかまでは筆談では会話できなかった。 車窓からは黄河は見えなかったが、畑の緑がだんだん深くなってきて下流に向かっているのがわかった。 在来線と並行して高鉄線の工事が急ピッチで進んでいるのもわかった。 列車は午後5時少し前にフフホト東駅に着いた…

続きを読む

中国行き<第5日目>銀川 西夏王陵・寧夏博物館

今回の中国行きでは、北京→洛陽→蘭州→銀川→フフホト→大同→北京 を11日間で旅する。 第5日目のきょうは、銀川で西夏王陵と寧夏博物館を見た。 両替のための銀行が開く前にホテル近くを歩いてみた。 ホテルから少し離れた所にBRTの駅があったので覗いてみた。初めて乗るにはハードルが高いかなと思った。 午前9時に、ホテルのフロントから教えてもらった近くの銀行に両替に行った。 銀行の担当者は、ここでは両替はできない、と言って、両替ができる銀行とホテルを紹介してくれた。だが、わたしが行き方などわからず逡巡していると、担当者はわたしを外に連れ出し、タクシーを停めてわたしを乗せて、ドライバーに行先を告げた。 着いたのは大きな銀行だった。タクシーのドライバーに料金を支払おうとすると、すでに支払い済みだという。銀行の担当者が払ってくれていた。 銀行での円から元への両替は無事に済んだ。午前11時だった。こちらの銀行の人もとても親切だった。 西夏王陵へはタクシーで行くことにして、銀行前にいたタクシーに往復の料金を訊いたら、納得できたので乗った。 王陵へは40分ほどで着いた。1時間15分後に駐車場に迎えにくることを約束して半金を払った。 9つの皇帝陵があって陵墓域はとても広い。 そこをバスでぐるりと回って行き、途中のバス乗り場で降りて泰陵を見て、再びバスに乗って入り口に戻る。元々は霊台と塔だったが、風化した。それでも巨大だった。 王陵の帰りは、待って…

続きを読む